📋 この記事で取り上げるアレルゲン
🥚 主な対象:卵アレルギー(卵白・卵黄)
※ アレルギーの症状や程度には個人差があります。必ずかかりつけ医にご相談ください。
「卵が食べられないなんて、かわいそうに」——そんな言葉を、これまで何度聞いてきたことでしょう。
息子が卵アレルギーと診断されたのは、生後7ヶ月のことでした。離乳食で初めてかぼちゃプリンを与えたとき、みるみる口のまわりが赤くなって……。あのときの恐怖は、今でも忘れられません。
あれから5年。息子は今年、小学1年生になりました。試行錯誤の連続でしたが、少しずつ「卵アレルギーとの向き合い方」が見えてきた気がしています。
今日は、同じように子どものアレルギーで悩んでいるお父さんやお母さんへ、私の体験を正直にお伝えしたいと思います。
診断を受けたあの日のこと
かかりつけの小児科でアレルギー検査を受けたとき、卵白のスコアは「クラス4」でした。医師から「保育園や外食では十分注意が必要です」と言われたとき、頭が真っ白になったのを覚えています。
「これからどうやって育てていけばいいんだろう」——夜、息子が寝てから一人でこっそり泣いたこともありました。
でも、アレルギー専門の管理栄養士さんに相談したことで、少しずつ前を向けるようになりました。
- 卵を完全除去することで症状は防げること
- 成長とともにアレルギーが軽くなる子も多いこと
- 代替食材で栄養バランスをとる方法があること
「一人で抱え込まなくていい」と知れたことが、一番の救いでした。
毎日の生活で直面した壁と、わが家の工夫
診断を受けてからの日常は、「卵を探す旅」とでも言うべきものでした。コンビニのお惣菜、外食のメニュー、友達の家のおやつ……卵はあらゆる場所に潜んでいます。
保育園・学校での給食対応
保育園入園前に、栄養士さんと面談する機会をいただきました。除去食の申請書を丁寧に記入し、毎月のメニューを確認してもらうしくみを作っていただけました。
それでも最初は心配で、「今日の給食、大丈夫だったかな」と毎日ドキドキしていました。先生方とこまめに連絡を取ることで、少しずつ安心感が生まれていきました。
小学校では「学校給食における食物アレルギー対応マニュアル」に沿った対応をしてもらっています。入学前の面談では、担任の先生だけでなく養護教諭や給食担当の先生も同席してくださり、息子のアレルギー情報を全員で共有してもらえたことで安心できました。
誕生日パーティーやイベントのとき
「お友達が普通のケーキを食べているのに、自分だけ違う」——そんな場面が息子を傷つけることを、私はずっと心配していました。
そこで誕生日パーティーには、卵不使用のケーキを手作りするようにしました。市販の米粉ミックスや豆腐を使うと、ふんわりおいしく仕上がります。「これ、みんなと同じケーキだよ」と言えることで、息子も嬉しそうにしています。
最近は、卵不使用のスイーツが市販でも増えてきました。手作りが難しいときは、こうした商品に助けてもらっています。
外食時の注意点
外食では、必ずお店の人にアレルギーを伝えるようにしています。「卵を使っていない料理はありますか?」と聞くことに最初は遠慮がありましたが、今は自然に言えるようになりました。
アレルギー表示に対応しているファミリーレストランや、アレルギー対応メニューを設けているカフェも増えてきていて、以前より外食しやすくなったと感じています。
同じ悩みを持つ方へ、5年間で学んだこと
5年間、卵アレルギーの息子と一緒に歩んできて、私が一番大切だと感じていることをお伝えします。
①「かわいそう」ではなく「一緒に工夫する」
最初は「この子には制限がある」とマイナスに考えていましたが、今は「工夫すれば楽しい食生活ができる」とポジティブに捉えられています。息子も「僕は卵が食べられないけど、お母さんが作ってくれるごはんが好き」と言ってくれるようになりました。
②専門家との連携を大切に
かかりつけのアレルギー専門医・管理栄養士・保育園・学校との連携が、安全な生活の土台になっています。「相談しすぎかな」と思うくらい話しかけて、ちょうどいいと感じています。
③同じ境遇の仲間を見つける
SNSや地域の親の会で、同じようにアレルギーの子を持つ保護者と繋がれたことが心の支えになりました。「うちだけじゃないんだ」と知るだけで、どれほど楽になれたか。もし孤独を感じている方がいたら、ぜひ仲間を探してみてください。
アレルギーがあっても、食事は楽しいものであるべきです。その信念を持って、これからも息子と一緒に歩んでいきたいと思います。同じ悩みを持つ方の、少しでも参考になれば嬉しいです。
⚠️ ご利用にあたってのお願い
このブログは、食品アレルギーと向き合う当事者・保護者の経験をもとに情報をお届けしています。アレルギーの症状や体質には個人差があり、記事の内容がすべての方に当てはまるわけではありません。
- 食品の購入・摂取前には、必ずパッケージの原材料表示をご確認ください
- アレルギー症状や除去食の変更については、必ずかかりつけの医師・管理栄養士にご相談ください
- 本記事の情報は執筆時点のものです。商品の仕様・販売状況は変更されることがあります
みなさんが安心して毎日を過ごせるよう、少しでもお役に立てたら嬉しいです。

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